インターネット経由の来店者数を増やしたい。
そんな課題を抱える以下の業界の方には店舗の360度写真を活用したバーチャルツアーの作成&導入がおすすめです。
・ホテル、旅館、民泊
・スポーツジム
・飲食店
・美術館、博物館
・建設
・ほか、人の行き来を要するビジネス
バーチャルツアーとは、お客様がスマホやパソコン上で場所や視点を自由に変え、まるでその場にいるかのような臨場感を生み出すコンテンツです。
この記事は、まだバーチャルツアーを体験したことがない方がお持ちのスマホで簡単に360度写真を撮影する方法を紹介します。
360度写真を使ったバーチャルツアーの作り方は解説が長くなるので別記事で紹介します。
・スマホで簡単!360度写真の撮り方
・360度写真の画質を上げる方法
この記事を書いている私は、運営している宿泊施設のバーチャルツアーを3年前から自作しホームページに公開することで集客に活かしています。
今回は、その時に学んだ360度写真とバーチャルツアーの作り方をはじめての方向けにわかりやすく紹介します。
この記事の通りに作業をするとあなたの会社のはじめての360度写真とバーチャルツアーを公開することができます。
それでは、はじめましょう。
360度写真の作り方で使うツール
はじめての360度写真を撮るのに必要なツールを3つ紹介します。
-Googleアカウント
-ストリートビューアプリ
スマホやタブレットはiOS・AndroidどちらでもOKです。私はiPhoneを使っていますので以下iPhoneの画面を使って解説します。
Googleアカウントをお持ちでない方は今作ってしまいましょう。作り方はGoogleに案内があります。
ストリートビューアプリはスマホから無料でダウンロードすることができるアプリです。次の項目でダウンロード方法から詳しく紹介します。
スマホで簡単!360度写真の撮り方
バーチャルツアーをインターネットに公開するには
・360度写真をアップロードする
この2つの作業が必要です。今は両方ともスマホがあれば簡単にできるのでその方法を画像付きで紹介します。
ストリートビューアプリをダウンロード
まずは、ストリートビューアプリをダウンロードします。
App Storeの検索バーに「ストリートビュー」と入力してアプリを表示します。
次に、スマホへアプリをダウンロードします。雲のマークをタップします。
これでストリートビューアプリのダウンロードは完了です。
ストリートビューアプリを開く
先程、ダウンロードしたストリートビューアプリを開きます。
ストリートビューアプリの使い方の案内がはじまりますが、スキップします。
位置情報に関する許可確認がされますので「Appの使用中は許可」をタップします。
カメラのアイコンをタップ
位置情報の使用を許可したら、360度写真の撮影をはじめます。
画面右下にあるオレンジのカメラアイコンをタップします。
右下のカメラをタップ
更に、画面右下のオレンジのカメラアイコンをタップして360度写真の撮影を開始します。
案内の通り写真を撮る
カメラを起動ボタンをタップします。
ストリートビューアプリがカメラの使用を求めてきますので許可します。
画面中央の白丸に右のオレンジの丸が入るようにスマホを動かすと自動的に撮影されます。
これを何枚も繰り返します。
撮影が完了すると画面下に緑色のボタンが出てくるのでタップします。
緑色のボタンをタップした後は写真の合成が終わるまで少し待ちます。
合成が完成するとスマホで撮影した360度写真を見ることができます。
上記の方法で撮影した360度写真(未加工)を参考までに公開します。どうでしょうか?
私もはじめての360度写真はスマホで撮影しました。その時は野外を撮影したので上の室内の360度写真よりは画像のつなぎ目が気になりませんでしたが、室内だと結構気になりますね。
私の感覚ですが、スマホで撮影する360度写真のできは3年前も今もきれいとは言い難いです。
しかし、本記事の目的であるスマホで簡単に自社の360度写真を撮影し、360度写真を体験してみるという目的は果たせました。
スマホで撮影した360度写真の画質で問題がない方は、バーチャルツアーの作り方の記事をご覧ください。撮影した360度写真をインターネット上に公開する手順を解説しています。
予算を取ってでも画質を向上させたいという方のために画質を上げる方法を紹介します。
360度写真の画質を上げる方法
スマホで撮影した360度写真よりも画質を向上させたい場合は以下の2つの方法があります。
・外部に撮影を依頼する
360度カメラを購入する
360度カメラを購入することで画質はもちろん、撮影の手間が大きく省けます。
スマホで何枚も撮影し1枚に合成したあの作業がボタン1つで完了します。お仕事で360度写真を活用する方にとっては時短になるので大きなメリットです。
また画質に関しても、様々な機種から必要なものを選ぶことができます。
上記の360度写真はリコーのTheta Z1というカメラで撮影した360度写真です。
360度カメラの紹介記事は別途用意する予定ですのでしばらくお待ちください。
外部に撮影を依頼する
360度写真の撮影枚数や更新頻度が低い場合やカメラや写真の現像に興味がない方は外部のプロに依頼するのがおすすめです。
「ストリートビュー 撮影依頼」などとGoogleで検索すると360度写真を撮影してくれる業者さんの情報が出てきますので条件が合いそうな業者さんを選ぶと良いでしょう。